子供のしつけはどこまで必要か?怒らない子育てを手に入れた秘訣とは?

コラム

子供のしつけというと、どちらかというと
どこまで言えばいいか分からないとか
子供が嫌がって聞いてくれないとか

ネガティブなイメージがあるように思います。


でも私は子供のしつけに対して
もの凄くプラスのイメージを持っていて
子供のしつけを通して、私自身の子育てを見直すことを
してこなかったら
絶対に発見できなかったと思えるほど
子供のしつけということに魅力を感じています。


このことを知っていただくと
もしかしたら子供のしつけを
ネガティブに感じていらっしゃる方も
子供のしつけから、自分の子育てが見えるかもしれない
と期待を持ってもらえるかもしれません。


子供のしつけはどこまで必要か?怒らない子育てを手に入れた秘訣とは?

最後までお付き合いいただけたら幸いです。

怒ってばかり。こんなに怒りたくないのに…

子供のためにしつけは必要だ!
と信じている私は

子供が幼いころから
かなり厳しくしつけにこだわっていました。

そんな私の口癖と言うと

〇〇しなくちゃダメ!
〇〇しちゃダメ!!

ちゃんとしてっ!

お行儀悪いでしょっ!

どうしてできないのっ!

ってネガティブワードばかりでね、

とくに、”女の子だから”ってことに
固執していて

子供のためだから
将来困るのは子供だから
と言っては
怒っている毎日だったんです…

食事の時間が
一番のしつけ時間とばかりに

わたし
お茶碗ちゃんと持って、ヒジつかないっ!お口音してるよ!
わたし
左手死んでるよ!
わたし
どうしてこぼすの!よそみしてるからでしょ!!

命令口調で怒ってばかり
子供はびくびくして
伏し目がちで食事する

という全然楽しくない
食卓になってたんです。

だけど私の思い描く食卓って
お父さんもお母さんも、子供達も
みんな笑顔で
楽しく笑いながら食事をしてる

ホームドラマのような食卓
なんだよね、本当に。

わたし
(うちの食卓って全然違うじゃん…理想と真逆になってる。

私の母はどうしてたの?しつけはどこまで必要?

楽しく食べたいだけなのに、
現実は
ピリピリムードの食卓

モヤモヤがおさまらない私は
母に話しをしてみました。

わたし
子供にどこまで言えばいいのか分からないんだよね。
厳しく怒ると、しゅんってしちゃうし…
でもしつけってしといた方がいいんだよね。

なんか、訳分かんなくなってきてて。

なに甘えた事いってるの?あなた母親なんでしょ。
あなたがしつけないと、誰がしてくれるの?

私が幼いころは
母のしつけってとても厳しくて
食事や礼儀作法、外出先での行動など

とにかくいろんな場面で叱られていた
覚えがあって

孫にも当然しつけは必要
っていうのが母の考えでした。

わたし
でもさ、まだ小さいから分からないこともあるでしょう。
頭ごなしに言っても分からないのに
可愛そうだなって思う時もあるんだよねぇ。
小さいころから甘やかしてたら、
あなたみたいに甘えた大人になっちゃうんでしょ。

あれだけお父さんに甘やかされたから、
お母さんどんなに大変だったか…
親になった今だったら、少しは分かるでしょ。

わたし
・・・うん、そうね。
自己中すぎて友達怒らせたこともあったしなぁ・・・
○○にはそんな思いしてほしくないし。

やっぱりお母さんの言う通りだよ!

子供の表情が昔の私に見えてしまう…

母のように厳しくしつけて
将来子供が困らないようしてあげるのが
親の役目だ

って確信した私は、
以前にもまして
しつけに厳しくなって

口調も強くて
怒り方なんて考えもしなくって…

だけど、

怒るたびに
私の子供時代の記憶が
ちらつくんです

わたし
(こうやって怒られてた時、本当に怖かったなぁ。
お母さんに嫌われてるのかって思ってたよなぁ。
わたし
(ダメダメ!!こんなんじゃ、子供のためなんだからっ。ここで私がブレちゃダメだ!

子供時代の記憶を
振り払って
また怒り出す…

そんなことを繰り返してたある日、

子供と一緒にお風呂に入って
楽しく会話をしてたのに

ちょっとしたことで
私が怒り出しちゃって

子供の表情が一変

おびえた顔で
うつむき加減になった
子供の姿をみて

わたし
(私、何やってるの!?
これじゃぁ、私の子供の頃と一緒じゃん。
こんな悲しい顔させたくないのに…

私がずっとイヤで、
ツラくて
耐えてきたのに

全く同じことを
子供にしてたんです。

そこに立ってる子供は
子供時代の私と同じ表情をしる…

わたし
ちがう!全然ちがう!こんなことしたくないっ!!

私は母の子育てを完コピしていた!

前よりもっとひどい状況!
子供は私が口を開くだけで
おびえるようになってしまって

このままじゃダメだ
と思ったから
心のメカニズムを学んでいる方に
相談に行きました!

ここまでの経緯を
一通り話し終わると

心の先生
質問していい?そのしつけって本当に必要?
みさきさん自身が心から必要だって思ってることなの?
わたし
はい。ずっとそうやって生きてきたので。
心の先生
うん、生きてきたのは分かるけど、みさきさんがどう思ってるかを聞きたいのよね。

しつけは大事だと思うよ。
だけど、話しを聞いてるとみさきさんは”しつけなければいけない”って思いこんでるように感じるの。
どうかな?

わたし
思い込んでる…そうかもしれません。

子供の頃からずっとしつけについて厳しく母に言われてきました。
大人になった今でも怒られちゃうぐらいです。

心の先生
お母さんに厳しくしつけられたから、自分もしなければいけないって思ってるのかな?

それとも、厳しくされて良かったと思っているから、そうしてるのかな?

しばらく考えてみる
私は子供のころ、
母に怒られるのが怖くって

いつも母の機嫌をうかがっていたな・・・

わたし
厳しくされて良かった、とは思えないです。
以前母に相談した時、母にしつけないとダメだよと言われて
私も同じようにしないといけないんだって思いました。
心の先生
ということは、
“しつけは厳しくしなければいけない”っていう子育て方針は、みさきさんのお母さんの考えってことだね。

それをみさきさんが受け継いで、同じようにしなければいけないって思ってたんだね^^

わたし
ちょ、ちょっと待ってください。
よく分からないです、母の考え?
心の先生
お母さんはみさきさんのためを思って、
“厳しくしつけなければ”って子育てしていたんだよね。
みさきさんはツラい思いをしたかもしれないけどね。

日ごろからお母さんのしつけを受けて、成長するにつれ、
みさきさんは”私も母親になったら、
お母さんのようにしなきゃいけないんだ”
って思うようになっていった。
知らないうちにね。

お友達のお母さんがみさきさんのお母さんと
違うことを言っていたりすると
違和感を感じたことはある?
“私のお母さんと言ってること違う”って。

わたし
はい、あります。
優しくて羨ましいなぁって思うんですけど・・・
なんかもやもやするというか、居心地の悪さがあったりしました。
心の先生
うん、だとしたら
“しつけは厳しく!”っていうお母さんの子育て方針が、そのままみさきさんに受け継がれてるって思わない?
わたし
え?・・・確かに、お母さんの言ってたことが正しいと思ってますし。
心の先生
子供ってね、5歳~12歳ごろって、両親の思考パターンがそのまま移る時期でね
みさきさんの場合はお母さんの”しつけは厳しくしなければいけない”という思考パターン、価値観が移ったんだね

だからその考えはお母さんの考え、価値観なんだよ。
みさきさんの心からの考え、価値観は違うかもしれないんだよ。

わたし
……そうかもしれません。
だって、怖かった、ツラかったって記憶しかないし、
本当はあんなに怒りたくないし、
そこまで細かいしつけがいるのかな?って思った事もあります。
心の先生
そうだね^^

“母の教えは忘れよう”私と子供と一緒に考える

母の思考パターン(価値観)で
私が考えていたなんて

思いもしなかったけど

一旦、
“しつけは厳しくしなければいけない”って考えは
忘れようって決めて

気になったり、怒りそうになった時は

わたし
(ちょっと待て待て。
これって言わなきゃいけないと思ってる?お母さんに言われてきたから?
それとも私が本当にそう思ってるから?

ってとにかく意識してみる。

そうすると、
今までだったらすぐに怒ってたようなことに
怒らなくなったり、

だんだんと気にならなくなったりもして
怒る時間が減ってきたような気がしたりしてね

これは必要なしつけだなと
思った時は
怒るんじゃなくって

子供に伝える気持ちで
話しをしてみて

どうして私が今指摘したのか、
子供はどう思っているのか、

ってことを話し合うように
なってきてて^^

話し合って
一緒にルールを決めるって感じに
なったんです。

親の思考パターンを受け継いでると知ることがスタートライン

私が学んでいる
心のメカニズムでは

“5歳~12歳ごろまでに作られる、両親の思考パターンがそのまま移る”
ことを”インナーペアレント”

と言って、私の場合では
母親の思考パターン(価値観)が
私に移っていたみたい。

私自身は心のメカニズムを学ぶまでは
“自分の考えだ”と思っていたし
親の価値観が移るなんて
想像もしてなかった、
けど

思いかえしてみると
しつけ以外にも
母親や父親と同じ考えだったり
同じような行動をとったりしてね

無意識のうちに
親の価値観を受け継いでいたんだなぁ
って分かってきた!

私の価値観じゃなくて
親の価値観なんだって思うと

『ちょっと待てよ。今誰の価値観で考えてる?』

って一呼吸おけるんだよね。

そうすると
同じしつけでも感情的に怒ったりしなくても
話しをして解決したりできる

もし、このことを知らなかったら
今でも子供に厳しく怒ったりして
何も変わらずにいたのかもしれないなぁ・・・コワッ・・・

知った今だから

親子の間でも、
人と人とのコミュニケーションとして
相手の感情や心を思いやる姿勢が
大切
だなと感じているし、

心のメカニズムを学ぶことで
親子の関係が良くなっているなぁ
と思ったりもしてます^^

初めて知った子供の夢を家族で叶える

子供が突然教えてくれたのは
将来の夢♡

興味をもっているんだろうな
とは思ってたんだけど、

子供
好きな事でお金稼ぎたい。生活していきたいって思うのヘン?

って聞いてきたんです。

ヘンな訳ない!
そう思えるって嬉しい!!

と抱きしめちゃいました^^

わたし
ヘンじゃないよ。好きな事をしてお金をいただくなんてステキじゃん!
その夢叶えようよ。
子供
うん!

ちょっと照れ笑いしながらだけど
ハッキリと
将来の夢を話してくた。

その日の夜、
子供の夢を叶えるため
私達ができる事を
主人と話し合いもしました。

これから挑戦していく時に
躊躇することがあるかもしれないけど、

私達は焦らず
子供を見守り続けていける

私達は家族で子供の夢を
叶えていけるはず!

って信じてるんだっ!!

まとめ

子供のしつけはどこまで必要か?怒らない子育てを手に入れた秘訣とは?

いかかがでしたか?

〇〇しなくちゃダメ!
〇〇しちゃダメ!!

ちゃんとしてっ!

お行儀悪いでしょっ!

どうしてできないのっ!

と常に怒ってばかりなんだけど

違和感を感じるって
矛盾を感じながら
子育てをしてきました。

それが母の価値観だと知らずに・・・

“インナーペアレント”
5歳~12歳ごろまでに作られる、
両親の思考パターンがそのまま移る

という心のメカニズムを知った時は
私の中の違和感の理由が
分かったように思ったし、

学びを深めるにつれ
母と私、私と子供、そして私と主人の
関係にも心のメカニズムが
影響している可能性がある事も
理解できてきました。

無意識のうちに
自分の本来の思考(価値観)じゃなくって
親の思考で行動してる
と気付いた時から

私の行動や言動が変わって、

主人と子供と一緒に
子供の夢を叶えるために
話しをしたりして^^

1年前では想像もできないほど
我が家は変化しています♡

私はもっと良い変化を起こしていきたいから
これからも学び続けていきたいと
思ったりしてます。

私の経験がなにかのヒントになれば
幸いです。

P.S.

私が学んでいる
心のメカニズムってなに?
と思ったり

私と同じように
子供との関係や、家族の関係に
もやもやを持っている方が

もし、いらっしゃたら

私に話してみませんか?

誰かに話しをするだけでも
あなた自身の心が軽くなるかもしれません。

どんな些細な事でも
心に引っ掛かることがあれば

⇒こちら⇐ からご連絡くださいね。