子供は親に似るって本当?親にそっくりな子育て法から解放されたとっておきの方法

人間関係

何をするにも親に似ているなと感じるというと
親と同じような人生になるのか不安とか
私は違うと思っていたのに・・・とか

ネガティブなイメージをもっているように思います。

でも私は親に似ていることに対して
もの凄くプラスのイメージを持っていて
なぜ親に似るんだろうということを
真剣に考えてこなかったら
絶対に発見できなかったと思えるほど
親に似ているということに魅力を感じています。

このことを知っていただくと
もしかしたら子供は親に似るということを
ネガティブに感じていらっしゃる方も
親に似ている部分もあっていいんだと思ってもらえるかもしれません。

子供は親に似るって本当?親にそっくりな子育て法から解放されたとっておきの方法

最後までお付き合いいただけたら幸いです。

私の母は怖いお母さんだった

幼いころを思い出すと
母におこられている自分ばかり
思い出します。

夕飯の時間
畳の居間にちゃぶ台
テレビを見ながら食事をしてて

お笑いのテレビに気をとられて
はしからご飯をこぼしちゃう

わたし
(あ、ヤバっ・・・)
ほらっ!よそ見してるからまたこぼすっ。
次こぼしたらテレビ消すからね。

そのうち足がしびれてきて
正座してらんなくなる

ご飯の時くらいちゃんと座りなさい。
みっともない!

ご飯の時間はテレビを見ながら
兄と話す楽しい時間

だからついつい話に夢中になって
食事がとまっちゃったり

食べながらおしゃべりしたり

母の鋭い眼光が光ります

しゃべってばっかりいないで、ご飯食べなさい!

口にもの入れながらしゃべらないっていつも言ってるでしょ。何回言えばいいの!?

母の怒りはますますおさまらず

食べるときはお茶碗持つっ!
肘つかない。みっともない。
左手しんでるよ。ほんとに女の子でしょっ!!

黙りこくって、
うつむきながら食べるしかない

わたし
(なんでいつもそんなに怒ってるの?

私ってそんなに悪い子なの?みっともないの?

母に嫌われてるんじゃないかって
思いが強くなるし
どんどん悲しくなるし・・・

とにかく
母に怒られないようにする

楽しくご飯を食べることより
怒られないように
母の顔色をうかがいながらの食卓

ぜんっぜん楽しくないよ!

私の決意。優しいママになる!

中学、高校になって
家族の話をしたりする

我が家のことを話しすると

友人
みさきの家って厳しいよね。そこまで細かいこと言われないよねー。

わたし
(えっ!?そうなの?みんなそんなに言われないの?怒られないの?)

うちってもしかして厳しいの?

私だけ怒られてばかりいて
友達のお母さんたちが
うらやましく見えてくる

友達の家に遊びに行くと
笑顔のお母さんに
「いらっしゃい。」
なんて声かけられて

なんかうちでは想像できないなぁ・・・

玄関で靴を脱ぎ

わたし
お邪魔しまーす。

って言った瞬間

ほらっ!靴そろえなさい。よそ様のお宅に行ったときにできないとみっともないでしょ。

って母の声が聞こえてくる

わたし
(もうっ!!分かってるよ!それぐらいできてるからぁー!)

その場にいもしない
想像の中の母にまで怒られて
気がめいりそうになる

“母に怒られる”
って恐怖心が強くて
怒られないようにってことばかり考えてる

わたし
なんかやだ、なんかやだ!
どうして私ばっかりこんなに怒られなきゃいけないの(涙))

私は絶対お母さんみたいにはならない!
子供ができたら
絶対優しいママになるんだもん

子供に怖がられるママになっている・・・

結婚して待望の赤ちゃんを授かり
日に日に大きくなるお腹をさすると
自然と笑顔になってくる

はやく顔みたいな
誰に似てるのかな
女の子って言われたけど、ほんとに女の子かな

色々想像しながら
赤ちゃんと会える日を
楽しみに待ち望んでた

生まれたのは女の子
我が家のお姫様になる子♡

生後8か月で
近くの保育園への通園が決まり
私も無事職場復帰できて

毎日が戦争状態になってきた

朝は子供が起きる前に
自分の準備は全部済ませて

子供を起こして、
朝ご飯を食べて
着替え歯磨き、準備を終えたら
息つく間もなく保育園へ

主人は仕事が不規則だから
朝いない日も多い

夕方帰ってくると
昼間離れている分
それまで以上に甘えてくる

“ご飯の準備、もういいや”
と思って抱っこしたまま
何時間でもすごす

わたし
私、”優しいママ”じゃない?
って嬉しい気持ち♪

なんだけど、
食事トレーニングが始まって
戦況が悪化・・・
私のイライラが徐々にましてくる

そんな中で
私は風邪をひいてしまい
数年ぶりの高熱に

娘はまだ一人では
上手にご飯が食べられない

主人が「あーーん」ってしても、
イヤイヤって食べてくれないし

どうしもママがいいって
だるい体を起こして
娘にご飯を食べさせる

そうしたら娘が
急にそっぽをむいちゃって
おかゆが

ぼとっ

ってテーブルに

わたし
もうっ!何やってるの!ご飯中にどこ向いてるのっ!!

分かってるんだ
まだ幼い娘だもん
ちょっと横向いただけなんだ

そんなに怒ることじゃないんだって

分かってるんだけど・・・

怒鳴ってる私がいる。

食事のたびに私の口から
出てくる言葉は
次第にきつくなってきて

わたし
よそ見してるとこぼすよっ。

背中曲がってるよ。シュッとする!

テレビばっかり見ないで、ご飯食べな!

お口にもの入ってるから音してるよ!

わたし
お茶碗は!肘!左手!

(あれっ・・・?)

目の前にはおびえた顔した娘
うっすら涙を浮かべてて

子供のころの私のよう・・・

わたし
(違う、違う!こんなことしたくない。
これじゃあお母さんと一緒じゃん。怖がられてるじゃん!!

私はお母さんとうり二つの
“怖いお母さん”になっていた。

子供は親に似るは本当だった

こんなはずじゃないのにって
思いながら

気づくと母と同じことを
繰り返してる

このままじゃイヤ!
娘に怖がられるママなんてイヤ、変わりたい!

そう思った私は
心のメカニズムを学んでいる
心の魔女のもとへかけこんで

わたし
母親と同じようなことばかりしてるんです。
私が小さいとき嫌だったことと同じことをしちゃうんです!
心の魔女
ご両親と同じようなことをしているってよくあることですよ^^

わたし
えっ・・・?
でも私、母とは趣味とか得意分野とか仕事も全然ちがいます。
心の魔女
うん、そうだよね。
だけど、みさきさんが嫌だったお母さのんの子育てと
そっくりになってるんでしょ?
だから相談にきたんですよね。
わたし
・・・はい、そうです・・・・・・
心の魔女
そんな顔しなくても大丈夫です。
だってそれはみさきさんだけじゃなくて、誰にでも起こり得ることだから。
わたし
・・・・・・・・・??
心の魔女
子供は親に似るって言ったりするけど、見た目や性格だけじゃなくてね
価値観、物事の考え方、思考パターンが似るってこと
よくあるんですよ。

よくあるというより、ほとんどの方はご両親から
受け継いでるって言ったほうがいいですね。

わたし
価値観?思考パターンを受け継ぐ・・・ですか?
(やばい、全然意味わからない・・・)
心の魔女
みさきさんは生まれたときから、ご両親に育てられて
ご両親からいろんなことをしつけられてきて

その中に、

食事のときは肘をついてはいけない、とか
テレビをみてはいけません、とか
怒りながら注意されるのがイヤだーって思うことがあった。

わたし
はい、そうです。それを私もやっちゃってるんです。
心の魔女
そうね。小さなころから繰り返し肘をついてはいけないって言われ続けてきたから、
肘をついてはいけないのが”当たり前”になってるだけなんですよ。

世の中には、肘ついて食べてる人たくさんいますよ?でもみさきさんにとっては”肘をついてはいけない”んですよね。
それはなんでだと思いますか?

わたし
母からそう言いつけられてきたからです。
心の魔女
ね、それですよ。お母さんから言われ続けてきたこと。
お母さんの価値観、思考パターンを言われ続けて、いつの間にかみさきさんに完コピされてたんです。
心の魔女
だとすれば、“肘をついてはいけない”っていうお母さんの価値観をみさきさんが娘さんに言い続けているだけなんです。
わたし
んんーーー・・・
心の魔女
みさきさんがイヤだって思ったことを言いそうになったら、“これって誰の価値観?”って考えてみて^^
そうしたら、たぶん分かりますよ。

母の価値観、思考パターンが私に完コピされてる!?
確かに母と同じことをしている自分がイヤだった
それが価値観のコピーってこと??

私の知ってる”母親像”が”正しい”とは限らない

母の価値観、母の価値観なんだと
自分に言い聞かせました。

・茶碗を持たなければいけない
・肘をついてはいけない
・よそ見をしながら食べてはいけない

こんな感じの
“~~~してはいけない”を
厳しくしつけるのが母親だと思ってた

それが私の知ってる母親像だから

だけど意識して世の中を見回してみると
どうもそれだけじゃないみたい

色んなお母さんがいることに
気が付きだした。

食事の時間、
どうしてもテレビに目が行きがちな娘

今までみたいに
頭ごなしに叱ることもできるけど
心の魔女の言葉を思い出し

わたし
(テレビ見ながらご飯食べちゃいけない?お母さんに怒られてたから?
私は?また怒っちゃうの?

私の価値観はどうなの?・・・私だってテレビ見たいしな。)

そして私は娘に言った

わたし
テレビ見てもいいけどさ、おかずこぼしたらどうなると思う?
こども
・・・??・・・洋服汚れちゃうかな。
わたし
うん、そしたらどうしよう。
こども
んー、食べるときは・・・おかずから目を離さない。
わたし
そうだね^^

怒らず、私の思考で子供に言えた!

よそ見してこぼすのは私だってイヤだけど
家族でテレビは見ていたい。

それを娘に伝えることができた
と同時に、

“私はお母さんとは違うんだ”
って確信に変わっていった

親に似ていて当たり前。学びの中で親を超える

私が学んでいる
心のメカニズムの中に

“インナーペアレント”という項目があって

インナーペアレント
5歳から12歳までにつくられる

親から受け継いだ、思考パターンや観念。

親の思考パターンが子供にそのまま移る
(親の思考パターンのコピー )

母の子育て法と同じことを
繰り返している理由
インナーペアレントだった

この考え方を知ったとき
今まで私を縛っていた

“~~~してはいけない”
“~~~しなければならない”

という考え方が
母、もしくは父に言われていた
言葉だったと気づいたんです

それまでは、『私の考えで』

“~~~してはいけない”
“~~~しなければならない”

と行動していると思っていたけど

それらは、
親から受け継いだ(コピー)されていた
『親の価値観(思考パターン)』

だとしたら、『本来の私の考え』は
どこにあるのかな?

ということを
心のメカニズムを学ぶ中で探っていき、

じつは親とは全く違う
価値観(思考パターン)を
持っていることに気がついたんです

〇生きづらい
〇何をしてても違和感を感じる
〇こんなはずじゃないと思ってしまう

のは本来の価値観とは異なる
親の価値観で生きてきたからかもしれない
と、
インナーペアレントの考え方を知って

なぜインナーペアレントが作られるのか
を学んでいきながら
本来の私を取り戻し、
親の価値観から解放されつつあるんです。

日常の生活に活かせる
知識と考え方を
学び続けています。

子供と同じ趣味を共有している。笑顔ですごす親子時間

それからの変化は自分でも
驚いていて

身近なことでいえば
怒る回数が減ってきている

そうすると娘も私を
怖がらなくなってきてて
自分のこと色々話をしてくれるようになった。

最初はあまり興味を持てなかった
娘の趣味

だけど嬉しそうに語ってくれる
娘の話を聞いているうちに
私も次第に興味がでてきて

今では娘と一緒に
はまっている♡

動画をみたり音楽聞いたり
2人で楽しく過ごす時間が
増えてるんです

学校に行かなくなって
2年以上たつけど
その中でも一番楽しく会話している
時間が長いんじゃないかな^^

学校についても
私がこだわらなくなった

“学校にはいかなくてはならない”
“学校に行かない子は落ちこぼれだ”

これも私の価値観かどうか
考えてみたんですよね。

そしたら、これも母の価値観だった。
私は、

“学校以外でも勉強はできる”
“コミュニケーションは学校以外でも学べる”
“学校に行かなくても夢を描くことはできる”

って考えているし

娘の笑顔を守りたいと
思っているから

娘の考えと私たち親との考えを、話し合って
学校とどう向き合うのかを
一緒に考えられるようになってきている

とても大きな変化だと感じていたりします。

まとめ

子供は親に似るって本当?親にそっくりな子育て法から解放されたとっておきの方法

いかがでしたか?

子供のころ母に叱られていた
思い出ばかりで

母は怖くて、イヤだ
と思うことが多かった

そんな親にはならないと
ずっと決めてたのに

娘が生まれてから
気づくと
母と同じことを言っている
子育てをしているって気づいた

心のメカニズムで知った
“インナーペアレント”

5歳から12歳までにつくられる

親から受け継いだ
思考パターンや観念。

親の思考パターンが子供にそのまま移る
(親の思考パターンのコピー )

を知ったことがきっかけで
イヤだと思っている
母と同じ子育てをしている
理由が分かってから

本来の私の価値観に気づいて
子育て法が変わってきたように思います。

私が変わってきたら
娘との関係も以前よりも
笑顔の時間が増えたように思います。

子供は親に似るって本当だったんだな
と実感しているから
娘の本来の価値観を否定しないような
言葉がけや態度を心がけています。

私の経験がなにかのヒントになれば
幸いです。

p.s.

私が学んでいる
心のメカニズムに興味を
持った方は

私と一緒に学んでみませんか?

心という目に見えないものだから
不安になったり
何を学ぶのかわからない
と思われる方もいると思いますが

私が先に学んでいるので
安心してください。

心のメカニズムを学ぶことで

娘との親子関係
主人との夫婦関係
敬遠していた母との関係

が改善してきているのを
実感しています。

私はこれからも
心について学び続けていきます。

一緒に楽しく学んでみたい
という方、

ご質問がある方、

⇒こちら⇐ からお問合わせください^^

お待ちしてます。